カトラボ

AIを使って遊んでみる

AIについての雑感

生成AIをちょこっと試してみたところ、「やっぱり創作は人間がやってこそだよね」っていう無難な結論にたどり着きました。

どれほど技術的に優れていても、クリエイターが魂を込めて生み出した作品でないと、心は震えませんね。

 

とはいえ創作のサポートとしては便利なことも多いので、今後もいろいろ試しながら上手に取り入れていきたいなと思います。

 

あと、私自身は自分の書いた文章が学習用のデータに使われることにぜんぜん抵抗はないというか、インターネットって本来そういうものだよなあと割り切ってます。

 

でも、勝手にデータ取られるのを嫌がるクリエイターさんもいると思うので、今の環境で生成AIを使うのは後ろめたさがあったり。

「データの利用を許可したクリエイターの作品だけ参照する」とか、「利益が元データのクリエイターに還元される」っていう仕組みが確立されていくといいな。

 

詩:カトラ イラスト:AI

黄泉の穢れから
産まれし女
神か 菩薩か
雪のように彩を奪え

 

 

教会に絡まる黒死の蔦
既に祈祷なく 福音なく
反逆の聖者 翼は罪過に染まる
あの鐘は誰がために鳴るのだろう



セフィロトの樹が演算した
想い出の未来と 訪れぬ過去
神の屍体を探して彷徨う
果実は罪を知らず ヒトだけが錯誤する



停止した蝶 愛に濡れし標本
淫靡なる番いの花弁よ
構造は白骨へと還れ
空を穿ちて呼ぶ 爛のための存在の移動



賢者が鳴らす鐘の音は小さく
幸福の歌 機関銃の嗚咽
停止した惑星の上で立ち竦む
卵が割られるための城壁



契る物質の約束
紅き地底で幼子の亡骸が重なる
朽ちた祭壇 渦の花束
消えない風を数えた夢の定理



狂うほど晴れた朝
空が 命の色彩を模倣する
咽るほど曇った夜
星が 死の輪郭を擬態する



死の狭間で顕現す
流転せしファンタスマゴリア
剣を孕んだ処女の嗚咽
反覆せよ 最果ての輪廻を



月下の牢
蒼い炎に焚かれ 水晶の階段が崩れる
透明な罪
終わりなき天使達の私刑



罅割れた 硝子越しの記号
痕跡器官の迷宮
白痴の鯨が死を乞えば
誰も知らぬまま 部屋は拡張される



星辰の異常
空に 怯える
滅びゆく人類が
最期まで握り締めていた傘



否定せよ 存在を現象を客観を
鏡が問う まだ自分でいるつもりか?
拒絶せよ 受容を顕示を承認を
鎖が問う まだ人間でいたいのか?



点在する重力の石
欲望を満たすために必要な
叫び
と 同じ量の海



永遠より向こうから
寂滅告げる 現象の雨
屹立たれ
全ての罪が許された塔



特異点に 集いし刻印
破滅の先で絡まる因果よ
汚染された 錆色の祈りで
機械仕掛けの神を弑せ



 

 

【詩】失恋バス

海辺の町 ひとり雨に濡れて
錆びた時刻表 なぞる

『恋の終わり』

震えた文字 雨が洗い流す
ずっと続くと思っていた幸せ 弾けるのはあっという間なんだね

叫びたいけど 言葉がなくて
君の名前も 今は忘れてしまいたいよ

濡れる視界 強まる雨の音
空が泣き止んだら きっと次は私の番

夜の海岸 ひかりが差し込んで
錆びたバスが とまる

『――――』

行き先には 読めない文字
はじめて見るのに懐かしくて なぜだかとっても切なくなる 

踏み出すための 勇気がほしい
君の名前を この場所に置いていけるだけの

濡れる視界 強まる雨の音
空が泣き止んだら きっと次は――――

 

 

 

【詩】嘘つきアリス

さみしいのは嫌だから いたいのは怖いから
いつも食べていた 甘い嘘

遺伝子の変異 崩壊する螺旋のなかで
わたしを繰る 糸がもつれた

イートミー わたしをたべて

溶けて 砕けて 膨らんだ
砂糖菓子の悪夢(ナイトメア)

こんなに狂った世界なのに
どうしてわたしはまだ涙を流せるの?

嘘でできた唇 嘘でできた血液
AとCに繋がる 甘い嘘 

高分子の叛乱 罅割れてく鏡のなかで
わたしを司る 意図がとぎれた

ピュークミー わたしをはいて

溶けて 混ざって 固まった
模造菓子の白昼夢デイドリーム)

そんなに錆びた包丁じゃ
なんど切っても喉が乾いてしまうだけ

イートミー わたしをたべて
ピュークミー わたしをはいて

こんなに狂った世界じゃもう
君の笑った顔しか思い出せないよ

 

AIに描いてもらったメルヘンな絵

Joyful Juggling Monkeys in Space

 

Whimsical Tea Party on Mars

 

Vivid Dance of Floating Umbrellas

 

Cheerful Elephants Riding Rainbows

 

Benevolent Octopus Embracing the Moon

 

Laughing Sunflowers in Polka Dot Skies

 

Merry-Go-Round of Flying Penguins

 

Dreamlike Encounter with Moonlit Cats

 

Bouncing Bunnies in a Bubblegum Meadow

 

Curious Cats on a Cosmic Rollercoaster

 

AIに描いてもらったシュールな絵

The Persistence of Memory

 

Melting Clocks in the Celestial Sands

 

Surreal Symphony of Illusion

 

The Persistence of Dreamscapes

 

Beyond the Reflections of Time

 

The Enigma of Disjointed Realities

 

Chaos Blossoms in the Lunar Garden

 

The Dance of Mirrored Shadows

 

Faceless

 

Eternal Melancholy

 

Dreamscape Delirium

 

Fragments of Time

 

Mystic Mirage

 

【歌詞】太陽と月の距離

あなたは太陽 私は月
すれ違いの狭間で息潜め
昼と夜のマスク
あなたの光で 私は変わる

 

紅く染まる空 胸の奥焦がす
運命の糸は美しくも儚く


太陽と月の距離 計り知れないけど
この胸にある 愛は確か
心の軌道で回り続ける この宇宙で

 

 

私の闇を あなたは照らす
それでもなお 遠ざかる光
昼と夜のタスク
すれ違いさえも 美しいと思えたら

 

哀しみの果て 夢の彼方
愛という名の痛みを背負い続け

 

太陽と月の距離 計り知れないけど
この胸にある 愛は確か
心の軌道で回り続ける この宇宙で